ブラジル・サンパウロには、日系企業を中心にした商工会議所、ブラジル日本日本商工会議所(Câmara de Comércio e Indústria Japonesa do Brasil)がある。日系企業が、同業者の親睦を目的に設立されたのが、1926年だ。私自身、ロサンゼルス・ボゴタ・サンパウロの3都市しか海外では居住・就労したことがないが、ここまで活発的な商工会議所はなかなかなく、勉強会・セミナー・その他親睦会とその活動は2016年現時点でも非常に活発的だ。
つい最近そこで、商工サービス省(Ministério de Indústria, Comercio Exterior e Serviço)の役人を招く形で、ドローバック制度に関するセミナーが開催されたので、その内容について説明しておこう。なお、配布資料のリンクもこちらにて両言語分(日本語・ポルトガル語)貼っておく。当日は、Câmara会員企業200社が参加したほか、自動車部品工業会(Sindipeças)からも50社ほどが参加し、大変大きなセミナーであり、各企業の関心度の高さが伺える。