ブラジルの法律は細かい。雑なつくりなのだが、思わぬところに規制が書かれていたり、また、規制が書かれていても、その効果が不明確であったりすることがある。そんな話は去年制定された国営会社に関するコンプライアンスの法律(2016年法13303号 – Lei de Responsibilidade das Estatais)にもあったのだが、ここでは、もっと基本的な法律でもそのような話のご紹介を…。
契約書を何語で作成するのかについて、ブラジル法上ルールがあるのか?ということ…
ブラジルの法律は細かい。雑なつくりなのだが、思わぬところに規制が書かれていたり、また、規制が書かれていても、その効果が不明確であったりすることがある。そんな話は去年制定された国営会社に関するコンプライアンスの法律(2016年法13303号 – Lei de Responsibilidade das Estatais)にもあったのだが、ここでは、もっと基本的な法律でもそのような話のご紹介を…。
契約書を何語で作成するのかについて、ブラジル法上ルールがあるのか?ということ…
ブラジルの労働法については、いままで何回も触れてきたところではあるが、改めて、基本的なところの復習ということで、今回は、「労働者/employee」の異議について考えてみようと思う。
2016年8月31日、政府会計を不正絵操作した背任罪で職務停止となっていたルセフ・ジルマ大統領の罷免が決まった。同年5月ころの職務停止の間に、代行を務めていたミシェル・テメル氏が正式に大統領になった(任期は2018年末まで)という日にブラジルに滞在しており、各種報道がなされていたことが懐かしい。
そう思っていたら、2017年5月17日、連邦最高裁判所が、テメル大統領が、2010年以降、多額の賄賂を受け取っていたという証言記録を公開した。この証言は、司法取引に応じた大手精肉業者(JBS・ジョエスレイ・バチスタ/Joesley Batista会長ら)からのもの。
政治腐敗問題から脱却し、一刻も早く財政再建へ経済問題対応へと向かってほしいところだったのに…。この国の現状を改めて記録しておく。