日本で業務をしていると、日本語を使う機会が多い。いかに多国間取引の業務に多く携わるといっても、英語を使う機会は、メールや文書といった読み書きが多数で、それに次ぐのが電話といった二者間のコミュニケーション、会議・電話会議においても3当事者間以上でコミュニケーションがなされる場は比較的少ない。
というところ、母語以外において3当事者間以上でのコミュニケーションがなされる機会が少なくて、困っているというのが今日のテーマ。
語学につき、以下のような5レベルに分けるという記述を見た(ダイヤモンド・オンライン)。
1:海外旅行会話レベル
2:日常生活会話レベル
3:業務上の文書・会話レベル
4:二社間折衝・交渉レベル
5:多数者間折衝・交渉レベル
(※)レベル1から4までは、英検1級やTOEIC900点台後半というように本人の努力次第で到達可能とされるが、レベル5については異次元だとする。
仕事で使う英語は専らレベル3、時折レベル4というのが私の現状である。多数者間の交渉等は日本語でもなかなか生じない。いや、事前に意見を調整し、会議・交渉に臨むといういわゆる日本型のビジネススタイルではそもそも多数者間折衝は生じにくいというのが実態ではなかろうか。
もう少し恐れずに一歩前へ出て戦うことが、レベルを超えた英語力の獲得につながるのだろうか…。